緊急事態宣言がされ、ますます規制が厳しくなりましたね。
不妊治療も治療延期の声明が出て、治療を延期する人、しない人、延期出来ない人と様々です。
赤ちゃんを授かる事が難しいい今だからこそ、この時間を使ってできる事があります。
それが風疹抗体検査です。
風疹とは?
風疹とは、風疹ウイルスによる発疹性感染症のことです。
症状として、発疹が出るほかにも発熱やリンパ節が腫れてしまうということが起こります。特に、春先から夏にかけては患者数が増えますので、この時期特に気をつけてい感染症です。
子どもが感染した場合は比較的軽く済みますが、大人が感染すると、発熱や発疹の期間が長くなり、成人では関節痛がひどくなりやすいとも言われています。
不妊治療との関係は?
妊娠初期に風疹に感染すると、お腹の中の赤ちゃんも感染するリスクがあり、先天性風疹症候群(CRS)を持って生まれてくる可能性が高くなります。
CRSは、難聴や心疾患、白内障、精神的・身体的発達遅延などの症状が挙げられます。特に、妊娠初期ではその発症率が高く、6週までに感染するとほぼ100%の確率、12週まででは80%の確率でCRSを持って生まれてくるので注意が必要です。
かからない為の予防が大事
風疹の予防策として、妊娠する前に風疹ワクチンの接種を受けることが大事です。妊娠中はワクチンを打つことができないので、妊娠を希望される際は事前にワクチン接種をしておくことをおススメします。
まずは、風疹抗体の検査(HI)を行い、抗体価が基準以下であればワクチン接種をしましょう。
なぜ今?
風疹ワクチンは、弱毒化された生ワクチンであるため、接種後2か月間は避妊する必要があります。
治療が出来る時期に「2か月」の治療中止は辛いですね・・・
なので今!治療延期を進められている今こそがチャンスだと思います。
助成対象
ワクチン接種は、保険適応外ではありますが助成金の対象となっております。
助成金額については各自治体で異なりますのでご自身でご確認ください。
検査してみるのもいいね!!